美吉野醸造

ナチュラルでしっかりとした旨味と酸味、地元吉野の風土と歴史を映し出す酒造り

1912年、吉野山にある「花巴」を醸造した蔵元が火災で焼失したことをきっかけに4件の合名会社を立ち上げ、歴史ある「花巴」の銘柄を引き継ぐ形で創業しました。

吉野の風土に寄り添い感銘を与え腑に落ちる酒

美吉野醸造のお酒は地元吉野の風土と歴史を映し出しています。酒造りに欠かせないお米は地元の生産者と連携し、その土地に合う品種での米作りを行っています。風土を色濃く映し出しているのが山間部である吉野らしく発酵に注目し酸味を生かした酒造りを行っており「水酛・山廃・速醸」の3つの製法を用いることで多様性を表現しています。

また、2017年からは全量酵母無添加へ切り替えたことにより風土に根差した造りとなりました。2018年には契約栽培米にて醸造しています。お酒はナチュラルでしっかりとした旨味と酸味で山の恵みと合わせて楽しみたいフルボディな味わいです。

酸が強い酸っぱい酒、逆に旨みが強く、酸が少ない雑味の多い酒、それぞれの個性を引き出しバランスを取るのが杜氏の仕事です。美吉野醸造の酒造りの特徴は、今までの酒造りでは語ることのできない『酸と旨みが響きあう酒造り』です。

「水酛・山廃・速醸」という製法の酸のニュアンスを纏うことで、酒の見え方はより複雑で多様になってきます。

また、蔵のある吉野はお酒の歴史を語るうえで外せない吉野杉の産地でもあります。その歴史ある素晴らしい杉樽を使用し熟成させたお酒も造られており、和食だけでなく洋食やエスニックな料理との相性が期待でき、日本酒と料理の新しいマリアージュの可能性を秘めた味わいとなっています。

吉野の山紫水明を見るように、味わう人それぞれが、飲むだけで腑に落ちるようなお酒造りをモットーに酒造りを行っています。

花巴 / 美吉野醸造

並び替え:
価格の低い順
価格の高い順
おすすめ順
新着順

(全21件)21件表示

  • 1