今が買い時！人気の2019年ブルゴーニュワイン特集！

「9」のジンクス通り秀逸なヴィンテージ！！

ブルゴーニュ地方では、「9」が付く年が良いヴィンテージとなるというジンクスがありますが、2019年のヴィンテージはこのジンクスを裏付ける素晴らしい出来栄えとなりました。
2019年は、気候的には決して簡単なヴィンテージではありませんでしたが、ブルゴーニュの生産者たちは困難に立ち向かい、結果的に非常に優れたワインを生み出しました。

激しい気温変化や水不足に悩まされるも質の良いブドウを収穫

4月は例年より低気温となる日があり、地域によっては大きな霜害が発生。さらに6月に再び気温が低下するなど、激しい気温の変化により結実不良（ミルランダージュ）が引き起こされる地域もありました。
夏は乾燥して暑く、十分な日照量が確保できた反面、降雨量が少なかったために水不足に悩まされました。このためブドウの生育が不均一となり、熟度にもばらつきが出ていました。
結果としてブドウの収穫量は例年に比べて20〜30％低下しました。しかしながら、ベストな収穫タイミングを計ることで、熟度が高く、質の良いブドウを収穫できました。

すぐ飲んでも美味しく、熟成のポテンシャルも備える

難しい天候状況に見舞われたにもかかわらず、造り出されるワインは秀逸な仕上がりとなりました。
プロ向けの試飲会では、2019年ヴィンテージは予想よりも高い評価を受け、収穫量の減少も相まって落札価格が上昇しました。
赤ワインは果実味に凝縮感があり、酸もバランスよく備わった理想的なスタイルが表現されており、中・長期の熟成も出来るポテンシャルを備えています。
白ワインは熟度と酸のバランスが高次元でまとまっており、テンションの張ったピュアなスタイルが特徴的です。同じく秀逸な年として評価された、2014年や2017年の白ワインにも匹敵するクオリティと評されています。
2019年のワインは抜栓直後から開いており、すぐに飲んでも美味しく、熟成するポテンシャルも備える魅力的なヴィンテージです。

残っているなら絶対に買いの2019年

2019年のワインも収穫量の減少により価格が上昇しましたが、2020年、2021年の比ではありません。
コロナによる人件費や物資の上昇、為替の影響、また異常気象による歴史的な低収量により大幅な価格の高騰が続いています。
2019年と2020年を比べると10％～50％、2021年はそれ以上の高騰が予想されています。まだ市場に残っている2019年ヴィンテージは今まさに買い時と言えるでしょう！