都農ワイナリー

多雨、台風。過酷な自然条件との戦い

創業は1996年。地域のブドウ生産者の夢『みんなのワイン』として、海の見える丘の上に都農ワイナリーはオープンしました。1年に1アイテムの新商品にチャレンジするというコンセプトを掲げ、現在では30アイテムを超えるワインを造るまでになりました。

昔から、「雨の多い宮崎はぶどう栽培に適さない」と言われてきました。しかも収穫期には台風が襲来し、多大な被害を受けることになります。

排水対策、防風林の植樹、ビニールトンネル栽培、棚作りの工夫など、先覚者たちが対応策を考え、品種を改良し、都農の風土を反映するぶどうを育ててきました。
こうして都農は「尾鈴ぶどう」の産地として県内外に知られるようになりました。
そして、地元産のぶどうのみを使って、都農ならではの風味豊かなワインづくりを実現しようと設立されたのが、都農ワインです。

地元農家に学ぶ土づくり、ブドウづくり

都農の土質は、火山灰土壌の「黒ボク土」と言われる土で、排水性には優れているものの、ブドウが必要とする、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が乏しい土壌です。
都農ワイナリーの牧内農園では、地元農家に習い、堆肥を使った土作りをしています。

堆肥により、微生物が活発に働きます。それにより土が柔らかくなり、柔らかい土がブドウの毛細根が張りやすい環境を整えます。
こうして健全なブドウ樹木、ブドウ果実が得られるという考え方です。

また、地元のぶどう生産者に樹の仕立てを学び、すべての畑、すべての品種で棚仕立ての栽培を行っています。
ワイン用ブドウは垣根仕立で栽培するという定説には反しますが、試行錯誤の結果、都農の風土では平棚仕立が最も良い結果となったため、採用しています。

都農ワイン/宮崎

並び替え:
価格の低い順
価格の高い順
おすすめ順
新着順

(全21件)21件表示

  • 1