第二楽章 2020 ココ・ファーム・ワイナリー 750ml
自社畑のマスカット・ベーリーAを使用
名曲の多い「第二楽章」をイメージ
栽培・醸造
徐梗は、一粒一粒手で行い、ステンレスタンクに入れ、15℃の室温を保持しながら徐々に醗酵するよう促す。注意深くルモンタージュやピジャージュを行いながら、醗酵で出てきたアルコールによって果皮からの成分が程よく抽出されたことを確認後、プレス。その後、古樽内で野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を続ける。フランス産オークの古樽で7~8カ月熟成後、澱引きし、清澄せず無濾過でビン詰。
香り・味わい
イチゴ、ザクロ、ラズベリージャムに加えクローブ、フェンネルの香り。腐葉土や小豆、濡れた石のようなニュアンスも感じ複雑。口当たりは上品で丸みのある溶け込んだタンニンとフレッシュで伸びのあるやや高めの酸が凝縮感、旨味と共に広がっていく。
おススメの飲み方、合わせたい料理
生ハムと小カブのサラダ、いぶりがっこクリームチーズのせ、白いんげん豆のカスレ、バーニャカウダ、椎茸のアヒージョ、メバルの煮付け、トリッパ、すき焼き、マリナーラ、河豚の唐揚げ、銀杏串、イチジクとフルムダンベールのローストなどと一緒に。
2025年までは、フレッシュな果実味のある味わいが続きます。2026~2030年は、熟成により果実の香りが落ち着き、旨味や凝縮感が増して味わいの向上が期待できます。
ココ・ファーム・ワイナリーについて
1950年代、栃木県足利市の特殊学級の中学生たちとその担任教師(川田昇)によって山の急斜面に葡萄畑が開墾されました。
1969年この葡萄畑の麓で、指定障害者支援施設こころみ学園(社会福祉法人こころみる会運営)がスタートしました。社会福祉法人には葡萄をワインにするための果実酒製造免許が下付されません。そのため1980年、こころみ学園園長である川田昇の考えに賛同する父兄たちにより一般の事業所であるココ・ファーム・ワイナリー有限会社が設立されました。1984年に晴れて果実酒製造免許を取得し、ワインづくりをスタート。2007年より100%日本の葡萄からワインをつくり、現在、ココ・ファーム・ワイナリーの自家製ワインはすべて「日本ワイン」です。
自家畑では化学肥料や除草剤は一切使わず、醸造場での醗酵も天然の野生酵母や野生乳酸菌が中心。“こんなワインになりたい”という葡萄の声に耳を澄ませ、その持ち味を生かすことを大切にしています。
商品スペック
原語表記 | 第二楽章 2020 |
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生産者 | ココ・ファーム・ワイナリー |
原産地 | 日本/栃木県 |
品種 | マスカット・ベーリーA |
タイプ | 赤 |
アルコール度数 | 11度 |
容量 | 750ml |
土壌 | -- |