機山洋酒工業
家族だけの小さなワイナリーで造る地域に根ざしたワイン
創業は1930年。大正から昭和初期にかけて、甲府駅前で一時石炭商を営んでいましたが、世界大恐慌による影響を受け石炭商を廃業し、ブドウ栽培やブドウ酒醸造に乗りだしたのが始まりと言われています。「機山」は武田信玄公の法名「機山信玄」に因んだもので、信玄公菩提寺の恵林寺が当主の土屋家の菩提寺でもあることからつけられました。
ワイナリーは、甲府盆地の北東から南西にかけて流れる笛吹川の左岸に広がる扇状地の扇頂付近に位置しています。標高450m程度のゆるやかな南西斜面で、住宅や果樹園などが入り組んでいる地域にあります。

機山ワインが所有する自家農園は2箇所あります。笛吹川沿いの段丘上に約1ヘクタールと、ワイナリー裏手の13アールで、土壌は、水はけの良い、礫混じりの砂壌土。笛吹川左岸の開けた場所で風通しの良い立地にあるため、夏季期間は多少夜の温度上昇が抑えられますが、数年のいわゆる温暖化の現状にみられる劇的に変化する毎年の気候と、それに伴うぶどうの生育状況を注意深く観察し対応していくことが、今後ますます必要になると考えています。
栽培品種は甲州種やブラッククイーンをはじめ、シャルドネ、メルロー、プティヴェルドなどの欧州系品種です。この2か所の自社畑から仕込まれる葡萄は、機山ワイン総生産量の約30%で、残りの約70%は甲州市、山梨市、笛吹市など近隣の栽培農家から購入しています。

機山ワインのスタイルは「豊かな果実味あふれるワイン」
機山ワイナリーでは、果実の持つフレーバーを最大限にワインに反映できるよう健全なブドウを用い、破砕から瓶詰までのすべての工程で、微生物汚染と酸化のリスクを最小にすることに最も気を配り、「キザンらしい」ワインを醸造することをモットーとしています。
また、すべてのワインはアルコール発酵を完全に終了させることで、瓶詰め後の再発酵を防ぎ、ドライなワインにすることに重きを置いています。
これによりワインの安定性が高まり、果実の特性がより感じられるワインになると考えています。

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¥1,815(税込)
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キザンスパークリング トラディショナル ブリュット2022 機山洋酒工業 750ml
¥3,630(税込)
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キザンセレクション メルロ 2022 機山洋酒工業 750ml
¥2,750(税込)
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キザンアートラベル メルロ 2017 機山洋酒工業 750ml
¥3,300(税込)
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¥2,266(税込)
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キザンセレクション シャルドネ2022 機山洋酒工業 750ml
¥2,266(税込)
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¥1,815(税込)
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