高畠ワイナリー

有機農法の先駆地、高畠町

高畠ワイナリーは、山形県東置賜郡高畠町にあります。
高畠町は県内でも南部に位置し、周囲を山に囲まれ、寒暖差のある気候と奥羽山脈を含む山々からの豊富な恵みを享受する実りある土地です。

創業は1990年。
創業当時は27軒の契約栽培農家とワイン用葡萄の生産を始めましたが現在は63軒まで増えており、ワイナリーの代表取締役社長は村上健氏です。

ワイナリーのある高畠町は周囲を山々に囲まれた盆地で標高は210m〜495m。
夏は暑く冬は寒く、降雪も多いエリアです。1年を通して、気温はマイナス5度から29度に変化しますが、マイナス8度未満または33度を超えることは滅多にありません。
また、夏から秋にかけ寒暖の差が非常に激しく、その昼夜の気温差は最大20度にも達します。
4月から10月の生育期間の合計降水量は約800mmあり少なくありません。
そこで、雨除けにビニールハウスの横の部分が開放されたサイドレスとよばれるハウスをブドウ棚に設備し、病気のリスクを減らしています。
その結果、薬剤散布の頻度も減り、更に高糖度のブドウを最低限のロスで収穫できるよう改善されました。盆地特有の夏から秋の昼夜の寒暖差の大きい気候も、ブドウの糖度と色づきを一層押し上げております。ブドウは品質が非常に高く、降雨の影響を最小限に抑えることで栽培農家の収入も安定しています。

日本一の出荷量のシャルドネとデラウェア

平野部では砂上粘土を含む沖積土が大部分を占め、高畠町東南部の比較的標高の高い和田~上和田地区では礫質の土壌が、さらに高畠町北東部の蛭沢湖(びるざわこ)周辺から時沢地区ではゼオライト質の水はけのよい高畠石を含む土壌がみられます。
これら土壌の特徴と地勢の選択と利用から、置賜地方(おきたまちほう)でのブドウ栽培は、斜面や標高の高く水はけの良い地区で行われています。
なお、自社農園では垣根栽培と露地栽培を行っています。
契約栽培の農家さんでは棚栽培でサイドレスハウスを設置しますが、一部の農家さんでは垣根栽培も行っています。

栽培品種は、シャルドネ、ピノ・ブラン、ヴィオニエ、ピノ・グリ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、ピノ・ノワール、シラー、ツヴァイゲルトレーベ、マスカットベーリーA、デラウェア、ナイアガラ、ブラッククイーン、ベーリーアリカントA、ビジュノワールと多品種に亘ります。
特にシャルドネとデラウェアは、市町村別で日本一の生産量を誇ります。

品質と収穫量どちらにも恵まれた高畠町のブドウの特性を生かし、複数の発酵槽、樽、複数の酵母、複数の醸造方法を駆使し、それを狙った味わいになるよう数百数千のパターンの中からブレンドすることにより、高畠ワイナリーの品質を保ち特徴としています。
世界の銘醸地に並ぶ「プレミアムワイナリー」を目指しています。

高畠ワイナリー

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