ジェームズ・イーディ

永い眠りを破り戻ってきた芸術的なブレンディング

創設者ジェームズ・イーディは、スコットランドのグレンイーグルズの近くで蒸留所を営む家庭に生まれました。彼は「急ぐことで良いものは生まれない」ことをこの蒸留所で学び、イーディ家の昔ながらの技法で、彼自身のブレンドを作り始めました。

彼のウイスキーの秘訣はとてもシンプルで、1つは高品質であること、次に厳選された木の樽を使用すること、そして3つ目にブレンディングの経験でした。
これらのどの要素も欠けてはならず、そしてウイスキーを作り上げる過程において、急ぐことは決して許されないということです。
それは、芸術ともいえるブレンディングは、ウイスキー同様に、時間をかけることでより優れたものになるからです。

1854年、ジェームズ・イーディ社を創設し、「トレードマークX(エックス)」を発表。その伝統的なスコッチウイスキーは、世界でも認められるブランドの一つとなりました。

しかしジェームズ・イーディが亡くなり、しばらく経った後、ジェームズ・イーディのブランドは大規模な蒸留所に買い取られ、21世紀に生き残ることはありませんでした。

ジェームズ・イーディの玄孫によるブランドの復活

現オーナーのルパート・パトリックは、創業者ジェームズ・イーディの玄孫にあたります。
先祖が創立した由緒あるスコッチウイスキーの会社に誇りを持ったパトリックは、金のトレード会社を経営する傍ら、当時と同じレシピでブレンドの研究を重ね続け、遂に2017年『ジェームズ・イーディ』のブランドを復活させました。

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