イエローマジックワイナリー

日本に生まれてよかったと感じられる「日本ワイン」を

イエローマジックワイナリーは、山形県南陽市に株式会社グローバルアグリネットのワイナリー部門として2019年9月27日に開設したワイナリーです。

代表の岩谷清人さんは、滋賀のヒトミワイナリー、そして大阪島之内のフジマル醸造での醸造経験を経て、デラウエアの聖地「山形南陽市赤湯」を今までの経験の集大成として選び、自身のワイン造りをスタートさせました。ワイナリー名の「YellowMagicWinery」は日本語で「黄色魔術醸造所」という意味です。アジア、そして日本人の感性に響く、日本に生まれてよかったと感じられる「日本ワイン」をコンセプトとしてこのワイナリーは設立されました。

雨による影響を避け、無農薬無散布でブドウを育てる

農薬を撒かずに病気から守るために、開花の直前にビニール被覆を行っています。開花の直前にすることで、開花時の「高温障害」を避けられ「健全」な果粒の育成に繋がっていきます。そのため他の農家より約2ヶ月遅く被覆作業を行います。ビニール被覆といってもサイドを閉じていないため、心地よい風が走り抜けます。

また、葡萄の病気の誘因は殆どが「雨」だと考え、「雨」による影響の軽減が「農薬無散布」を可能にしてくれていると感じているそうです。有機栽培では許されるボルドー液や硫黄合剤も散布しません。

ワインは全て「自然発酵」

葡萄の「皮」を厚くして葡萄の粒を支える「果梗」を太くするようにしています。果皮や果梗には無数に自然酵母が住みついています。「農薬無散布」によって守られた自然酵母達が「醸し」によって、赤湯で育った葡萄と自然酵母で生まれる「赤湯」のワイン造り、イエローマジックワイナリーだけの味覚を目指しています。

ワインは全て「自然発酵」です。醸造所を清潔に保ち、そして室内を極力低温にしています。仕込み時には常に10℃以下の環境を作り、酵母以外の菌が発生しないようにしています。この低温の下、2週間ぐらいかけて自然酵母による発酵が開始していきます。この間のコールドマセラシオンにより、果汁に果皮や果梗からの成分が溶け込み、独特な旨味が形成されていきます。最終仕込みとして平均40日間かけますが、なかには合計4ヶ月発酵させたワインもあります。圃場から連れてきた葡萄に付着する「自然酵母」による「自然発酵」は、毎年同じワインが生まれることが無いという楽しさをこの仕込みで感じさせてくれるそうです。

イエローマジックワイナリー/山形

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