都農ワイン プライベートリザーブ ピノ・ノワール 2023 750ml
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南国都農町生まれのピノ・ノワール
繊細でエレガントな味わいと、心地よい樽の余韻
商品概要
収穫中の畑での選果、さらに選果台を使って丁寧な選別を行って仕込みました。
フルーティーな香りを出すため、低温で果実を浸漬した後に発酵させました。櫂入れだけで果皮からの旨味を引き出す作業を続け、伝統的なバスケットプレス機で低圧で搾汁し、その後、フレンチオークで10ヶ月ほど樽熟成を行い、最低限の濾過をして瓶詰しました。
香り、味わい
ピノ・ノワールらしい淡く赤みがかったルビー色が特徴。
第一印象は、温暖な気候の都農らしい、フランボワーズや赤いプラムなどの熟した果実の甘い香りが感じられます。グラスを回すと甘いブランデーのような樽香も程よく感じられ、繊細でありながらポップな印象を受けます。
アタックは軽やかで、ベリー系のやさしい酸味が心地よく、熟した果実味が特徴的です。タンニンが程よく感じられ南国宮崎の都農らしいワインに仕上がっています。
酸味、甘味、タンニンのバランスが良く、エレガントな味わいを楽しめます。
おススメの飲み方、合わせたい料理
少し冷やして、10度~15度でお楽しみください。
出汁のような優しい味付けの和食と相性が良く、出汁の効いた大根のから揚げとの相性が抜群にマッチします。他にも煮物やすき焼き、お肉料理だとローストビーフ、牛タンの塩焼きなどと相性が良さそうです。
数々の逆境を乗り越えた「奇跡のワイン」 都農ワイン
1996年、宮崎県の都農町にオープンした「都農ワイン」。最初に都農ワインを知ったときは、南国のイメージとぴったりな明るく華やかな味わいから「暖かくて穏やかな気候ですくすく育ったぶどうから造られているんだろうな」と思っていました。
でも事実は真逆で、南国らしい高温多湿の気候はぶどう栽培に向かない上、都農では間降雨量が4,000ミリ以上と世界のぶどう産地の5~8倍もの雨が降るんだそうです。しかも収穫期には台風が襲来し、強風で葉も果実も多大な被害を蒙ることに。激しい雨でぶどうが房ごと叩き落されたこともあったそうです。
そんな厳しい自然条件の中、都農でぶどう栽培に初めて着手したのが永友百二さんという方でした。戦後まもなく転換作物としてぶどうに注目し、排水対策や防風林の植樹、剪定方法など、独自に技術を開発していき、都農は「尾鈴(おすず)ぶどう」の産地として、昭和60年代には300軒を超すぶどう農家が年間2,000トンを生産するまでに成長しました。
その志を継ぎ、地元産のぶどうのみでワインを造ろうと設立されたのが都農ワインです。
平成6年からはシャルドネやピノ・ノワールといったワイン専用品種の育成を開始。その多くが乾燥した地域が原産地ということもあり苦難の連続でしたが、定説にとらわれず土づくりや樹の仕立てから見直し、独自の方法を確立していきました。
数々の逆境を乗り越えた都農ワインは「奇跡のワイン」として知られ、またその美味しさで世界のワイン100選に選ばれるなど注目を集めています。トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りと爽やかな酸が心地よいシャルドネや、白コショウや山椒が薫るシラーなど、「都農にしかないワイン」を是非ご賞味くださいね。
商品スペック
原語表記 | プライベートリザーブ ピノ・ノワール 2023 |
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産地 | 日本/宮崎県都農町 |
容量 | 750ml |
タイプ | 赤/ミディアムボディ |
品種 | ピノ・ノワール |