アランチョーネ 2022 グレープリパブリック 750ml
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フルーツ由来の甘酸っぱい味わいと醸造由来の複雑みのバランスが絶妙
栽培・醸造
山形県産のぶどうを100%使用。 アンフォラにて10-13日間スキンファーメントしたデラウェアを軸に、12時間スキンコンタクトしたスチューベン、ネオマスカット、メルローをブレンド。 10%の全房発酵。50%アンフォラ熟成、その他はステンレスタンク熟成。
香り、味わい
香りには、食用品種由来のキャンディ香があり、オレンジピールやジャスミンティーの要素が徐々に現れます。
味わいはブドウのみずみずしい状態を保ちながらも酸味にまとまりがあり、マセレーション由来の旨味の余韻が伸びます。飲んでいくと全房発酵やスキンファーメントに由来するハーブのビターな印象がほのかに感じられ、単調でない味わいがあります。後口には柔らかいタンニンがあるため、飲み終わりの心地よさも感じられます。
合わせたい料理
ワインの酸味が柔らかく、フルーツの甘味がしっかりあるので、酸味のアクセントが利いた料理や、塩気のアクセントが利いた料理と相性が良いです。鯖とキノコの南蛮漬け、焼きナスとベーコンチップのオイルソースパスタがおススメです。
グレープリパブリックについて
土地ごとの気候、地勢、土壌のみならず、そこに暮らす人や、人々が育んできた文化をも含めた”テロワール”という概念。グレープリパブリックは、それらを第一に考えた自然なワイン造りを行うワイナリーです。畑と醸造施設を構えるのは、北に丘陵、南に沃野が広がる山形県南陽市。1日を通して寒暖差が大きく湿度の低い気候と、水はけのよい地質を持つ、ぶどう作りに適した土地です。
2015年からぶどう栽培を始め、当初から有機農業を実践しています。この地域の名産である生食用ぶどう品種のデラウェアをメインに栽培を開始。2017年9月末には醸造施設が完成。施設の大きな特徴となるのは、 スペインから直輸入した陶器の醸造かめ、17基からなる“アンフォラ”。収穫したぶどうを除梗機で実と枝に分けたあと、 足で踏むことにより破砕したものをアンフォラに保存します。あとは別の菌に侵されないよう、 二酸化炭素のガスとともに密閉するだけで、自ら発酵してワインができるという代物です。
2019年と2020年にはヴィティス・ヴィニフェラ種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、サンジョヴェーゼ、ネッビオーロ、ガメイ、アルバリーニョ、ソーヴィニヨン・ブランなど)も植樹。ヴィティス・ヴィニフェラ種からの生産量はまだ少ないですが、確実に生産量を増やしています。現在のところ総栽培面積は3haで、残りは地元の農家からぶどうを購入し、ワインを造っています。
グレープリパブリックを表現する言葉のひとつに、“Made of 100% Grapes”というものがあります。
ワインの原料となるのは、南陽市の風土を生かして作られたブドウのみ。余分と考えられるものは何ひとつ加えません。それはブドウ作りの過程においても同様。除草剤や殺虫剤をはじめとする農薬はもちろんのこと、肥料や酸化防止剤も使用せず、補糖や補酸も行わず、酵母は天然のものだけにこだわっています。
昨今、あちらこちらに目立つようになってきている耕作放棄地を拠点に質の高いぶどうとワインを生み出すことで、新規就農者や新たなワイナリーを集め、増え続ける耕作放棄地を再生させたい。そしてゆくゆくは、南陽市の名産品とのコラボレーションやアグリツーリズムなども展開し、街全体で“GRAPEREPUBLIC=ぶどう共和国”といえるような一大ワイン産地を形成したい。それがグレープリパブリックの想いです。
商品スペック
原語表記 | アランチョーネ 2022 |
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生産者 | グレープリパブリック |
原産地 | 日本/山形県 |
品種 | デラウェア87%、スチューベン5%、 ネオマスカット5%、メルロー3% |
タイプ | オレンジ/辛口 |
アルコール度数 | 11.5度 |
容量 | 750ml |
土壌 |