都農ワイン プライベートリザーブ 甲州 2023 750ml
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南国をイメージさせる、宮崎の甲州!
洋梨やアプリコットのような華やかな香りと爽やかな味わい
栽培・醸造
日本を代表するブドウ品種「甲州」を2007年に定植。土づくり、月齢による栽培管理、草生栽培など、独自の方法で栽培しています。
そんな自社畑の甲州種を100%使用し、醸造しました。低圧でプレスし、良質な果汁のみをステンレスタンクで低温3週間発酵。その後、シュール・リーで熟成させ、甲州らしさを追求するため、樽を使わずステンレスタンクで仕上げました。
香り、味わい
香りの第一印象は、グレープフルーツなどの柑橘系の爽やかな香りです。奥にある小麦やパンを連想させるイーストのようなニュアンスから香りの複雑さが感じ取れます。
グラスを回すと桃や南国フルーツの華やかでほんのりとした甘さが心地よく、柑橘の酸味とのバランスのよさを期待させます。
柑橘を思わせる酸味を主体にしっかりとした果実味が口いっぱいに広がります。
南国フルーツの優しい甘さと酸のバランス、後半にかけて心地よい苦みもあり全体的にすっきりとしていますがボリュームのある味わいです。
おススメの飲み方、合わせたい料理
2023ヴィンテージは8~10度と、少し冷やし目で飲んでいただくのがおススメ。心地よい酸が楽しめます。
魚のテンプラや塩の焼き鳥、また、生ガキやカルパッチョなどと相性がよさそうです。
甲州の持つ繊細な味わいや柑橘系の香りを楽しむには、長期熟成するというよりは、1年~3年の間でお楽しみいただきたいワインです。
まだ若さのある味わいですが、フレッシュ感や繊細さが楽しめます。さらに瓶熟成が進むと、複雑な香りが楽しめるようになります。
数々の逆境を乗り越えた「奇跡のワイン」 都農ワイン
1996年、宮崎県の都農町にオープンした「都農ワイン」。最初に都農ワインを知ったときは、南国のイメージとぴったりな明るく華やかな味わいから「暖かくて穏やかな気候ですくすく育ったぶどうから造られているんだろうな」と思っていました。
でも事実は真逆で、南国らしい高温多湿の気候はぶどう栽培に向かない上、都農では間降雨量が4,000ミリ以上と世界のぶどう産地の5~8倍もの雨が降るんだそうです。しかも収穫期には台風が襲来し、強風で葉も果実も多大な被害を蒙ることに。激しい雨でぶどうが房ごと叩き落されたこともあったそうです。
そんな厳しい自然条件の中、都農でぶどう栽培に初めて着手したのが永友百二さんという方でした。戦後まもなく転換作物としてぶどうに注目し、排水対策や防風林の植樹、剪定方法など、独自に技術を開発していき、都農は「尾鈴(おすず)ぶどう」の産地として、昭和60年代には300軒を超すぶどう農家が年間2,000トンを生産するまでに成長しました。
その志を継ぎ、地元産のぶどうのみでワインを造ろうと設立されたのが都農ワインです。
平成6年からはシャルドネやピノ・ノワールといったワイン専用品種の育成を開始。その多くが乾燥した地域が原産地ということもあり苦難の連続でしたが、定説にとらわれず土づくりや樹の仕立てから見直し、独自の方法を確立していきました。
数々の逆境を乗り越えた都農ワインは「奇跡のワイン」として知られ、またその美味しさで世界のワイン100選に選ばれるなど注目を集めています。トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りと爽やかな酸が心地よいシャルドネや、白コショウや山椒が薫るシラーなど、「都農にしかないワイン」を是非ご賞味くださいね。
商品スペック
原語表記 | プライベートリザーブ 甲州 2023 |
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生産者 | 都農ワイン |
産地 | 日本/宮崎県 |
品種 | 甲州 |
タイプ | 白/辛口 |
アルコール度数 | 11度 |
容量 | 750ml |
土壌 |