鷹長 菩提もと純米生酒 720ml 油長酒造

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商品コード
k1007384

販売開始:2024年04月10日18:00

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古来の伝統技術を後世に伝える「鷹長」

乳酸菌を利用した日本最古の酒母、菩提もとで仕込まれた純米生酒

商品概要(蔵元資料を参照)

「菩提もと」とは正暦寺で創醸された酒母で、生米を水に浸して乳酸菌による乳酸発酵を行い乳酸酸性水(そやし水)を生成し、それでもって酒母もろみ中での目的以外の微生物の繁殖を抑えるという、現代の酒母のメカニズムの原型となる技術です。また、乳酸発酵を利用する点で、生もとや山廃もとの原型とも言えます。

正暦寺における醸造の全盛期であった永享期から嘉吉期に原本が成立されたとされる「御酒之日記」にその製法が明記されています。「奈良県菩提もとによる清酒製造研究会」ではこの文献を参考に、菩提もとの科学的解明をおこない、奈良、正暦寺において創醸された室町中期の菩提もと造りを復活。さらに、菩提もとの製造技術を正暦寺(酒母製造免許取得)に技術移転し、その独自の製法を後世に継承しています。
毎年1月に、県内の蔵元7社とお寺の住職が一緒に酒母を仕込み、住職によって20日間ほど管理された酒母は7社に分配されます。各蔵元はその酒母を蔵に持ち帰りそれぞれの仕込みを自社内でスタートするのです。

当蔵では正暦寺より持ち帰った酒母で 鷹長菩提もと純米酒を仕込んでいます。当時の室町時代のお酒がそうであった様に、お米をしっかり溶かしその甘みや旨味を引出します。発酵はその年々の酒母や気候にまかせ、風の森とは対照的に積極的な温度コントロールはいたしません。その結果豊かな甘み旨味と力のある酸味が共存した、菩提もと純米酒となります。

※おひとり様1本限りとさせていただきます。

油長酒造について

享保四年(1719年)創業。奈良県の南部、大阪府と奈良県との県境に位置する奈良県御所市(ごせし)に油長酒造はあります。元は製油業を営んでおり、それが社名の由来となっています。近くには、旧高野街道『風の森峠』があり、古事記、日本書記にも登場する風の神を祭る風の森神社があります。「風の森」という酒名はここから取られています。『風の森』ブランドは、この『風の森峠』をとり囲むように広がる水田で栽培される「秋津穂」を使い、当時としては珍しかった、しぼってそのままの酒(無濾過無加水生酒)を地元で販売したことから始まりました。

商品スペック

生産者 油長酒造
内容量 720ml
原産地 奈良県
特定名称
使用米 奈良県菩提山町産ヒノヒカリ
精米歩合
アルコール度数 17度

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