牧内 プライベートリザーブ ピノ・ノワール 2022 都農ワイン 750ml
都農らしさ溢れる、南国のピノ
エレガントかつバランスの良い味わい
栽培・醸造
収量が少なく希少性が高いピノ・ノワール。
樹齢も安定してきた今年のピノは、凝縮感のある仕上がりになりました。
日照量が豊富な南の土地では育ちにくいといわれる中、これまで築きあげてきた土づくりや月齢管理、整枝剪定などの栽培技術を駆使し、最適のタイミングを狙い収穫しました。 品種自体が酸化に弱いため、年々試行錯誤を重ね製造を行っています。
香り、味わい
ラズベリーやカシスのような酸味を感じる果実のチャーミングな香りに加え、プルーンやドライフルーツのような凝縮感のある甘い香りが最初に広がります。
スパイスやカカオ、ココナッツなどの樽熟成由来の香りも穏やかに感じられ、かすかに香る腐葉土のような香りも全体に複雑さを与えてくれています。
木苺やラズベリーのような甘酸っぱい味わいが最初に感じられ、その心地よい酸味は余韻まで続きエレガントな味わいを作っています。
複雑な印象もありますが、バランスの良い味わいです。
数々の逆境を乗り越えた「奇跡のワイン」 都農ワイン
1996年、宮崎県の都農町にオープンした「都農ワイン」。最初に都農ワインを知ったときは、南国のイメージとぴったりな明るく華やかな味わいから「暖かくて穏やかな気候ですくすく育ったぶどうから造られているんだろうな」と思っていました。
でも事実は真逆で、南国らしい高温多湿の気候はぶどう栽培に向かない上、都農では間降雨量が4,000ミリ以上と世界のぶどう産地の5~8倍もの雨が降るんだそうです。しかも収穫期には台風が襲来し、強風で葉も果実も多大な被害を蒙ることに。激しい雨でぶどうが房ごと叩き落されたこともあったそうです。
そんな厳しい自然条件の中、都農でぶどう栽培に初めて着手したのが永友百二さんという方でした。戦後まもなく転換作物としてぶどうに注目し、排水対策や防風林の植樹、剪定方法など、独自に技術を開発していき、都農は「尾鈴(おすず)ぶどう」の産地として、昭和60年代には300軒を超すぶどう農家が年間2,000トンを生産するまでに成長しました。
その志を継ぎ、地元産のぶどうのみでワインを造ろうと設立されたのが都農ワインです。
平成6年からはシャルドネやピノ・ノワールといったワイン専用品種の育成を開始。その多くが乾燥した地域が原産地ということもあり苦難の連続でしたが、定説にとらわれず土づくりや樹の仕立てから見直し、独自の方法を確立していきました。
数々の逆境を乗り越えた都農ワインは「奇跡のワイン」として知られ、またその美味しさで世界のワイン100選に選ばれるなど注目を集めています。トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りと爽やかな酸が心地よいシャルドネや、白コショウや山椒が薫るシラーなど、「都農にしかないワイン」を是非ご賞味くださいね。
商品スペック
原語表記 | 牧内 プライベートリザーブ ピノ・ノワール 2022 |
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生産者 | 都農ワイン |
原産地 | 日本/宮崎県 |
品種 | ピノ・ノワール |
タイプ | 赤/ミディアムボディ |
アルコール度数 | 12度 |
容量 | 750ml |
土壌 |