マディラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2017 カプマルタン 750ml
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本格的なビオに取り組み始めた、シュッド・ウエストの優良生産者
栽培・醸造
標高150m、南東向きの畑。ブドウは有機栽培し、手摘みで収穫する。ブドウの樹齢は35年~100年。72hlの開放コンクリートタンクで発酵。500lの樽で12か月間熟成。新樽は使用しない。
香り、味わい
黒系果実(チェリーやカシス)などの風味を持ち、厚みがあり、ふくよかな味わい。骨格のしっかりとしたタンニンが樽のニュアンスと合わさりしなやかに感じられる。
合わせたい料理
赤身の肉料理、グリル、鴨、仔羊、チーズと相性が良い。すき焼きなら牛肉の脂身やしっかりとした割り下にも相性が良い。
スタッフレビュー
横浜本店 営業部石渡 敏
ドメーヌ・カプマルタンについて
当主のギー・カプマルタンは、1986年に叔父からドメーヌと畑を引き継いだ。2011年にカリフォルニアやボルドーで栽培・醸造を学んだ息子シモーヌがドメーヌに戻り、現在は親子でワイン造りを行っている。 ドメーヌでは以前より化学的な農薬を使用しない伝統的なブドウ栽培を行っており、2013年ヴィンテージからはすべてのワインで有機認証を取得している。同時にワインの醸造においても、濃厚でタンニン豊かな長期熟成が必要なワインから、果実味豊かで柔らかなワインへと味わいのスタイルも変化している。
この地方の地ブドウであるタナ種は、タンニンの語源にもなったと言われるほど豊富なタンニンが特徴。通常、この地方の赤ワインの醸し中にはボルドーで一般的に採用されているルモンタージュを行うが、カプマルタンは、ブルゴーニュで採用されているピジャージュを行う。 ピジャージュを行うことでソフトなタンニンの抽出が可能となり柔らかなワインが産まれる。マディランでこの方法を採用したのは、カプマルタンが最初と言われる。目指すワインは、テロワールやブドウ品種の特徴を表現し、尚且つナチュラルで柔らかなワイン。
商品スペック
原語表記 | Madiran Vieilles Vignes 2017 Domaine Capmartin |
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生産者 | ドメーヌ・カプマルタン |
原産地 | フランス/シュッド・ウエスト |
原産地呼称 | AOCマディラン |
品種 | タナ80%、カベルネソーヴィニヨン20% |
タイプ | 赤/フルボディ |
容量 | 750ml |
土壌 | 粘土石灰質土壌、鉄分を含んだ土壌(Grepp)、粘土ケイ質土壌 |
ボルドー好きも納得の濃い赤ワイン
タンニンが語源と言われるタナ種を使用したワインだけあって色調から濃い!ダークチェリーやカシス、インクの風味、味わいはフルボディ、きめ細かいタンニンがしっかりと感じられますが、綺麗な酸味がありエレガントな印象。甘い新世界のワインとは違いドライな後口。ボルドーが好きな方にも喜ばれるバランスです。サーロインというよりは肩ロースのステーキと飲みたい。