サン・トーバン　プルミエ・クリュ 2013 モレ・ブラン

サントーバンの複数の1級畑をアッサンブラージュ

香り、味わい

白い花にアカシアの蜂蜜。かすかに樽由来のナッティなニュアンス。タイトでミネラリーな白ワインに仕上がっている。

モレ・ブランについて

ラフォンやコシュ・デュリーと並ぶ、偉大なムルソーの造り手。ピエール・モレイの一族がムルソーにやってきたのはフランス革命まっただ中の1793年のこと。モレイと名のつく他のドメ ーヌ同様、もともとはシャサーニュ・モンラッシェの出身だという。
ドメーヌ・デ・コント・ラフォンのメタイエ（収穫の一部を受け取る小作人）を務めたのち、ルフレーヴの醸造長をしながら自身の小さなドメーヌを運営。さらにネゴス・ブランドとして「モレイ・ブラン」を設立。
2008年にルフレーヴから離れ、娘のアンヌを共同経営者に迎え、父娘で11haの畑を耕作。同時にモレイ・ブランを経営している。

アペラシオンはドメーヌもネゴスもムルソーを中心にコート・ド・ボーヌと白と赤に集中している。
ピエール・モレイのネゴスのワインはあくまでドメーヌのラインナップの補完にあり、ブドウが購入したものである以外はドメーヌ同様のケアがとられている。たとえば村名ムルソー同士をブラインドで試飲したとしても、区画による違いはともかく、品質的な優劣を感じることはない。

商品スペック