シャトー・オー・セゴット 2017
フィジャック、シュヴァル・ブランに隣接する畑を所有
栽培・醸造
太陽光を最大限に受けるためブドウの列を南西に向け、化学除草剤は使用せず緑肥を使い畑を丁寧に耕す。栽培はリュットレゾネ農法。フランス農水省によるHVE認証(環境価値重視認定)も取得している。
2~4日間、15℃の低温でマセラシオンした後、温度管理装置付きのコンクリートタンクで3週間かけて発酵。全体の20%を新樽でマロラクティック発酵し、その後、12~15ヶ月間樽熟成(新樽33%、1年落ちの樽33%、2年落ちの樽33%)
香り、味わい
プラム、カシス、ブラックベリーの豊かな果実味にスパイスやリコリス、樽由来のバニラ香が顔を出す。バランスの良い酸ときめ細やかなタンニンがとけ込んでいる。
合わせたい料理
シンプルなステーキ、大根おろしを添えた和風ハンバーグ、キノコのソテーなど。
シャトー・オー・セゴットについて
1850年頃より続く家族経営のシャトー。当主のダニエル・ムニエが、4世代に渡って培われてきた技術を引き継ぎ、自然の条件や可能性に気を配った、丁寧なワイン造りを行っている。
所有する畑は、サン・テミリオンの台地の理想的な場所に点在し、「フィジャック」と「シュヴァル・ブラン」にも隣接する。ワインの味に影響を与えるその土壌は、鉄を多く含む砂質粘土の上を、砂と粘土の混ざったロームが覆う構成。環境や、受け継がれてきた伝統を尊重する栽培を行っている。「ワイン造りの工程は、前年度の環境がブドウの樹にどう影響したのかが分かる剪定の段階から始まり、生育期の仕事がワインの出来に大きく影響する。とはいえ、予測通りにいかないこともあり、自然は受け入れなければいけないもの」とムニエ氏は言う。
すばらしい自然条件と妥協のない仕事の成果が、テロワールを最大限に表現したエレガントなワインを生んでいる。
商品スペック
原語表記 | Château Haut Segottes 2017 |
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生産者 | シャトー・オー・セゴット |
原産地 | フランス/ボルドー地方 |
原産地呼称 | AOCサンテミリオン・グランクリュ |
品種 | メルロー60%、カベルネフラン40% |
タイプ | 赤/フルボディ |
容量 | 750ml |
土壌 | 砂質&粘土質、鉄分の含有が高い下層土 |