シルヴァネール 2018 アルベール・ボクスレ
三ツ星生産者が醸し出す豊かな果実味!
栽培・醸造、香りや味わい、合う料理
栽培・醸造
ブドウは標高300mの花崗岩質土壌で、南~南東向きの丘陵部で栽培されています。
除草剤、化学剤は不使用で、収穫は手摘みで行われています。良い個体だけを選別するため、1haあたりの収穫量を35hlに抑えています。
10~24℃の環境で、野生酵母により3か月間発酵されます。その後11か月間の熟成の後ボトリングされます。
香り、味わい
香りは黄桃や白桃、洋ナシなどの熟した黄色系果実や、白い花、黒コショウの様なスパイシーさも感じられます。
口当たりは柔らかくなめらかで、洋ナシなどの熟れた果実味が広がった後、穏やかな酸味が広がります。
余韻には石灰のようなミネラル感も楽しめます。
合う料理
上品な中国料理やラクレットをあしらった茹で野菜、スペインオムレツなどと相性抜群です!
アルベール・ボクスレについて
アルベール・ボクスレは、伝統的なスタイルでワイン造りを行う家族経営の小さなドメーヌです。
1946年、当時の当主アルベールが初めてボクスレの名でワインを生産。その後息子ジャン・マルクが数十年にわたり伝統を受け継ぎ、1996年に現当主ジャンが継承しました。
ドメーヌがあるニーデルモルシュヴィル村は、標高約300メートルの小さな村です。
この村の北側にはグランクリュ“ソンメルベルグ”が広がっており、ドメーヌからも眺められる南向きの急斜面畑で、一番高いところでは村から更に100メートルほど登り、標高約400メートルにも達します。標高が高く、急斜面、そして花崗岩が多いソンメルベルグの畑からは、豊かなミネラル感と酸味が特徴のワインが産出されます。
また、ボクスレが所有するもうひとつのグランクリュ“ブラント”は、隣村のトゥルクハイムに位置し、砂礫の花崗岩質土壌で、日当たりが良くブドウが良く熟す穏やかな丘陵畑です。この畑からはリッチな味わいのワインが産出されます。
畑は除草せず自然に雑草を伸ばしたままで、ブドウの樹には化学剤は使用せず、病気に対しては薬剤の使用を最小限に留めています。収量を抑えて栽培されたブドウは、自然に果実が熟し、酸度の値を判断して区画ごとに収穫が行われます。
醸造に使用するタンクは、収穫量に応じてフードル(大樽)とステンレスタンクの両方を使用。野生酵母により自然発酵を行い、シュールリーの状態で熟成させます。この地方では一般的に瓶詰めは翌年春に行われますが、ボクスレではボディと複雑さを出すため、瓶詰めは翌年8月以降に行います。
伝統的な方法で造られる至高の白ワインは、驚くほどにピュアでエレガント。今、最も注目されるアルザスの造り手といわれ、フランスの著名なワインガイドブック“Les Meilleurs Vins de France 2011”からは連続して3つ星を獲得しています。
商品スペック
原語表記 | Sylvaner 2018 |
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生産者 | アルベール・ボクスレ |
原産地 | フランス/アルザス地方 |
品種 | シルヴァネール100% |
タイプ | 白・辛口 |
容量 | 750ml |
土壌 | 花崗岩質 |