ドノン・エ・ルパージュ レコルト・ノワール NV 750ml

キンメリジャン土壌で育つ、繊細でミネラリーなピノ・ノワール

栽培・醸造

ピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワール。表土に小石が多く日中の熱を蓄えて夜間に放熱することで葡萄の熟度は高い。これを活かして、「シャンパーニュ」と言うよりも「ワイン」を造ると言う。発酵は2～3年使用したバリック（ピュリニー・モンラッシェ）。リザーブワインは30%程度。2年間シュール・リー。

ドノン・エ・ルパージュについて

シャンパーニュ南端「コート・デ・バール」に位置。この地域の特徴は隣接するシャブリと同様のキンメリジャン土壌。標高は300メートル程度だが斜度がきつく年間を通して風が吹くので乾燥している。良質の後期キンメリジャン土壌が露出する丘の中腹部分のみに葡萄が植えられている。

「コート・デ・バール」の土壌を表現したシャンパーニュを造る為に彼等が最適と判断したのは木樽で発酵・熟成させるブルゴーニュのワイン造り。全て古バリックで発酵・熟成が行われる。樽材は「フランソワ・フレール」など一流のもの。その年の葡萄の出来具合によっては一部ステンレスタンクも使用するが、ヴァン・ド・レゼルヴも含めて全てバリックで熟成している。

ドノンが目指しているのはあくまでもワイン。果実の味、骨格が重要で泡が無くても美味しいものであるべきと考える。北部のミネラルに支えられたシャンパーニュとは全く別のワインを目指している。

商品スペック