ヴェルサイユ・リュビ NV アンドレ・クルエ 750ml

こだわりのコトー・シャンプノワ・ルージュ

栽培・醸造

ノン・ヴィンテージ表記ですが、2015年収穫分がベースとなっています。
ステンレスタンク発酵、Vicard社製の新フレンチバリックにて約20ヶ月熟成。醸造時、瓶詰め時共にSO2は最低限のみ使用。

香り、味わい

澄み切ったルビーの外観。繊細な赤系果実の香りに加え、澄んだ森の下生え、ハーブなどの青い香り、シナモンなどのスパイス香、炭系のミネラル香。タンニンは非常に細かく、サラサラと舌を刺激します。口中でも軽やかなベリー系の果実味が感じられ、徐々に円やかな酸味や澄んだミネラルが広がってきます。上質なシャンボール・ミュジニーを想起させる、エレガントな味わいのピノ・ノワールです。

アンドレ・クルエについて

アンドレ・クルエは、モンターニュ・ド・ランスの100%格付けのグラン・クリュ「ブージー村」「アンボネイ村」は言わずと知れたピノ・ノワールの優良産地を所有。極上のシャンパーニュを造る生産者です。
代々、ピノ・ノワールから造るスティル・ワイン、ブージー・ルージュを造るメゾンでしたが、現当主ジャン・フランソワの祖父アンドレ・クルエがシャンパーニュを造りはじめました。
シャンパーニュのエチケットにGrande Cruの表記はありませんが、全てグラン・クリュのブドウを使用しています。

エグ味の少ない優しい搾汁が得られるという理由から、圧搾機は一般的に使われている丸い圧搾機ではなく長方形の木製水平プレスを好んで使います。また、搾汁は一番搾りのテート・ド・キュヴェのみを使用。醗酵用のタンクはテート・ド・キュヴェの2050ℓに合わせて造った特注品を使用。『醗酵の初期』『醗酵中期の2段階』『醗酵の最終段階』の4段階に分けてバリック(使用樽)に移していき、最終的にバリック内で醗酵を終了させます。醗酵が終了したマストはタンクに戻し更にバリックに移して澱引きを行います。ブージー・ルージュ以外の全てのキュヴェがこの醸造方法によって造られます。
また、5分間でセラー内の空気が完全に入れ替わる装置を採用し、醸造所の床をピカピカに磨きあげる事でブショネの原因となるバクテリア汚染を予防する等品質追求の為には妥協を一切許しません。

商品スペック