バニュルス・ヴィネガー 500ml ヴィアル・マニェール
バニュルス有名生産者が手掛ける、バニュルス・ビネガー
バニュルスの秀逸な生産者であるヴィアル・マニェールは、オルレアン製法と呼ばれる方法でビネガーを造っています。この製法は元となるワインビネガーにワインを継ぎ足し、樽の中で酢酸発酵することにより、半年間かけてゆっくりと味わいの深いビネガーを造る事が出来ます。
マニェールのビネガーは継ぎ足しに7年熟成のバニュルスが使用されるうえに、通常半年のところ2年間もかけて発酵熟成を行うというこだわりぶりです。
2年間の熟成をかけて造られた1樽からは、わずか50L、ボトルにして100本ほどしか生産できないという貴重なビネガーです。
通常の赤ワインビネガーとの違いは、ワイン中の残糖が大きな点といえます。
通常の赤ワインは1Lあたり2g以下ですが、甘口の酒精強化ワインであるバニュルスは1Lあたり約80gも残糖が含まれています。バニュルスから造られるビネガーは凝縮感があり、味わいにコクと甘みが生まれるのが特徴です。
このビネガーは、そのままサラダにかけるよりも、ひと手間加えて料理に使用することで味わいを活かすことが出来ます。
酢豚や手羽先を煮込むときに黒酢の代わりとして入れたり、ガスパチョ、ヴィネグレットソース、魚や肉料理のソースの仕上げなど、様々な料理にお使い頂けます。
ドメーヌ・ヴィアル・マニェールについて
ドメーヌ・ヴィアル・マニェールを経営するサペラ家は、現在4代目のオリヴィエ・サペラとウノログ(醸造責任者)のローラン・ダル・ゾヴォが伝統を引き継ぐバニュルスの代表的な生産者。所有する畑は地中海沿岸に面した先カンブリア時代からのシスト土壌の段々畑で、平均40~50年と樹齢も古く、全て手作業でブドウと向き合う。バニュルス並びに辛口ワインのコリウールを生産する。
AOCバニュルスは、地中海側のスペインとの国境に面した地域で、フランスのワイン生産地としても非常に古い歴史を持つ、甘口ワインの銘醸地。年間300日以上も晴天に恵まれ、グルナッシュ主体の素晴らしい酒精強化の甘口ワイン(ヴァン・ドゥー・ナチュレル)を生産することで知られる(発酵途中のワインにアルコールを添加することで自然に発酵が止まり、甘口のワインに仕上がる)。特にチョコレートとの相性が抜群なワインとしても有名。
バニュルスは主に赤ワイン主体のヴァン・ドゥー・ナチュレルが造られるが、1986年に先代のベルナール・サペラがソレラシステムにより白ワインの「バニュルス ブラン リバージュ・アンブレ」を初めて造り有名になる。また、ヴィアル・マニェレスではしっかりと熟したブドウを丁寧に選んで収穫して造るため、ブドウのもつ自然な甘みからくる凝縮感がありバランスの取れたバニュルスを造ることで知られている。
商品スペック
生産者 | ドメーヌ・ヴィアル・マニェール |
---|---|
原産地 | フランス/ルーション地方 |
原材料 | バニュルス(酒精強化ワイン)、グルナッシュ・ノワール50%、グルナッシュ・グリ50% |
容量 | 500ml |