イケウェン グラン・カナリア 2021 ビエン・デ・アルトゥーラ 750ml

生産量3600本の希少なワイン

栽培・醸造

火山性玄武岩に覆われ、下層は砂質‐粘土質土壌。標高1200～1460mの区画で、樹齢80～100年の自根のブドウを使用。
ブドウは手摘み。70%は全房、30%は手で除梗し、INOX(ステンレス)タンクにて45日間かけ野生酵母発酵。
極めて軽く垂直プレスを行い、INOX(ステンレス)タンクにて9ヶ月間シュール・リー。無清澄・無濾過で瓶詰めしています。

香り、味わい

やや濁りの見られる明るいガーネット色。チェリーやラズベリーなどのフレッシュな赤い果実、ハイビスカスティー、カルダモン、シダ、ややストーキーで、ほのかな硫化物のニュアンスを感じます。
極めてスムーズな口当たりで、スリムな赤系果実味、瑞々しい適度な酸、タンニンは若いものの繊細。ミネラルの心地よい余韻が感じられます。

ビエン・デ・アルトゥーラについて

ポルトガルやスペインの著名な醸造家のもとで研鑽を積み、地元グラン・カナリアに戻ってきた期待の若手醸造家カルメロ・ペーニャの個人プロジェクト。グラン・カナリア北東部の標高の高いエリアで、ビオディナミ（認証なし）栽培した高樹齢のぶどうから、低介入の醸造により繊細なワインを少量造っています。