赤 紀土 - KID 720ml 平和酒造
赤米を使用した紀土!
商品概要
平和酒造は、高野山を源流とする貴志川の畔、南北を山に囲まれた盆地の中心に位置します。この辺りは弥生時代から稲作が盛んで、水と米を使った酒造りの盛んな地域でした。「赤紀土」は、こうした私たちの故郷のルーツに着目し、先史時代に日本に伝来した赤米を用いて醸したお酒です。
香り、味わい
色合いはピンクゴールド。カラメルや熟した否を連想させる豊かな香り、適度に熟した甘味、酸味、渋味がボディ感を形成しつつ、紀土らしい飲み飽きしないバランスに仕上げました。紀州の風土を感じていただければ幸いです。
平和酒造について
平和酒造は昭和3年、山本保によって創業をされました。江戸時代からの酒蔵である谷口酒造の谷口保は、婿養子として代々仏寺であった山本家の家督を継ぐことになりました。その際、生来の酒好きが高じ、酒蔵を創業します。当時の山号寺号が「無量山超願寺」であったので現在でも「超願寺」という屋号で呼ばれることもあるそうです。
そんな平和酒造はこれまで幾度か廃業の危機にさらされてきました。第二次世界大戦中、激しくなる戦局に学童疎開や京都など酒蔵の受け入れを国から命じられ酒造の休業をしいられ、さらに戦後しばらくしても酒造免許の再開を許されなかったのです。 そこで二代目である山本保正は「休業蔵再開」の陳情演説を行うため国会に足を運び、震えながらも休業に追い込まれた無念さ、戦後の平和な時代で酒造りをするという希望を語り多くの拍手を浴びたそうです。そういう情熱の末にようやく再開の許可がおりました。この時の平和な時代に酒造りをするという想いが平和という名前を冠した酒蔵名をつけさせたそうです。
しかし再開はしたものの苦労は続き、昭和60年代まで 京都の大手メーカーの桶売り蔵として自社ブランドは細々と販売していました。しかし、自分達が造りたい物を造ろうという想いから自社での販売に力点を置き始めます。 以来、平成元年、5年、17年、20年の全国新酒鑑評会金賞を受賞し、和歌山らしい酒造りに力を注ぎ今日にいたっています。
商品スペック
生産者 | 平和酒造 |
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内容量 | 720ml |
原産地 | 和歌山県 |
特定名称 | |
使用米 | 五百万石、赤米 |
精米歩合 | 麹米50%、掛米100%(五百万石55%、赤米100%) |
アルコール度数 | 12度 |