ヴィオニエ・ド・ロジーヌ IGP コリンヌ・ロダニエンヌ 2018 ステファン・オジェ 750ml
バランスのよいグルマンな白ワイン
栽培・醸造
標高250m、マルヴァルのリューディ「ラ・コンブ」にある畑。トゥーパン・スモン、アペラシオンの境界線付近。ブドウは手摘みで収穫。
除梗せずダイレクトプレス。樽とフードルで2~3週間、18~20°Cで発酵。17hlの大樽、228lと600lの樽を使用し、10ヶ月間シュール・リーで熟成。
香り、味わい
口当たりは丸みがあり、その後にアロマティックな力強さと凝縮感が口いっぱいに広がる。素晴らしくハーモニーの取れたバランス感とアプリコットの風味があり、エレガントでフィネスを感じさせる味わい。余韻は長く透明感もあり、仄かにスパイスと樽のニュアンスがある。
おススメの飲み方、合わせたい料理
アペリティフに、または川魚、カエルの脚、クネル、フルーツタルトなど。サフラン風味のムール貝、スズキの”ルガイル”クレオール風と相性が良い。
ドメーヌ・ステファン・オジェについて
オジェ家は、コート・ロティの中心地アンピュイを拠点に、何世代にもわたりブドウ畑を営んできた。シャプティエやギガルにブドウを販売していたこともあるが、1987年にミッシェル・オジェ氏がドメーヌ元詰めを開始、1998年には、ボーヌや南アフリカで修業を積んだ息子のステファンがドメーヌに加わり、親子二人三脚でコート・ロティのトップ生産者に数えられる注目すべき存在となった。
ドメーヌのフラッグシップワイン、“ラ・ベル・エレーヌ”は、コート・ロティの単一畑コート・ロジェから造られる特別なキュヴェ。家族を支える母エレーヌへの想いが込められ、ワイン・アドヴォケイト誌では3度も100点を獲得している。
2007年以降はすべての栽培と醸造をステファンが引き継ぎ、華やかでセクシー、そしてしなやかな優美も併せ持つ、新しいコート・ロティのスタイルを確立した。ステファン曰く、コート・ロティはパワフルなイメージがあるけれど、畑はローヌ渓谷でも最北に位置する非常に傾斜のきつい丘陵地にあり、本来はフィネスがありエレガントなワインが造られる。その特徴をワインに表現しようと日々研鑽を積んでいる、とのこと。
父とワインに対する考え方の大きな違いはないが、ブルゴーニュで行われている細かな畑の作業や区画(リュー・ディ)ごとに収穫、醸造することを取り入れることでより洗練されたワインへとステップアップしていった。現在、コート・ロティには、20区画を所有、それらの区画をさらに樹齢や土壌キャラクターの違いで66タンクに分けて醸造を行っている。また区画ごとに全房発酵か除梗するかを判断している。
商品スペック
原語表記 | Viognier de Rosine VdP Collines Rhodaniennes 2018 Domaine Stephane Ogier |
---|---|
生産者 | ドメーヌ・ステファン・オジェ |
原産地 | フランス/コート・デュ・ローヌ地方 |
原産地呼称 | IGPコリンヌ・ロダニエンヌ |
品種 | ヴィオニエ |
タイプ | 白/辛口 |
容量 | 750ml |
土壌 | 花崗岩 |