ドメーヌ・デュ・デフォン

生きた畑から活きたワインを創出

ドメーヌ・デュ・デフォンは、ジャック・ド・ランヴェルザンとその妻スゼルによって1963年に設立されました。
当初は栽培したブドウを販売していましたが、1982年に品質の高い自社栽培のブドウから「クロ・ド・ラ・トリュフィエール」を生産してドメーヌ元詰めを開始。1990年には白ワイン品種の栽培も始めました。
ジャック亡き後、現在は妻のスゼルがドメーヌを引き継いでいます。

コトー・ヴァロワ・アン・プロヴァンスは、サント・ボームの山々に遮られているため、暖かい地中海の影響を受けにくい冷涼な気候ですが、南東向きで傾斜が緩やかなため、霜が降りることは決してなく、古代ギリシャやローマ時代からオリーブや穀物栽培が行われてきました。

マダム・スゼルは、サン・マクシムという標高350メートルの丘陵地に所有する土地全体を「ひとつの連動する自然環境」と捉え、「畑に生息する全ての生物を尊重することで生きた畑が存在する」という発想のもと、ワイン造りを行っています。そのため、しばしばイノシシに葡萄を食べられてしまうこともあります。

樹齢30年以上のブドウから生まれる、フレッシュでありながら落ち着いた味わい

敷地内にある14ヘクタールの畑は、畝ごとに品種が分けられ、ボーダー状に混植されており、収穫したブドウの状態により、ブドウをどのキュヴェに使用するかを決めます。
フィロキセラ被害の後、多くのブドウがより肥沃な低地に植え替えられましたが、ドメーヌ・デュ・デフォンでは、サント・ボームの歴史ある土地に植えられた古木で、テロワールの個性を表現するワイン造りを献身的に続けています。

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