シャンパーニュ
クリスチャン・ブザン
チーム・ジャック・プリウールが醸す
シャンパンのオート・クチュール
シャンパーニュ・クリスチャン・ブザンはグラン・クリュのヴェルズネイ村でシャンパーニュを造るレコルタン・マニピュランで、モンターニュ・ド・ランスの北向き斜面にはたけを所有しています。
当主エドワール・ラブリュエールは、2012年にこのメゾンを取得、その後すぐにシャンパンの核となるワインの質を高めるため、栽培と醸造の両面で改革を行いました。
まず、すべての畑の有機栽培、もしくはビオディナミへの変換を実践(2017年3月現在、認証は未取得)。最終的にはすべての畑をビオディナミに変換する予定です。
また、熟した糖度の高い良質なブドウを収穫するため、収穫量を約3割減らしました(収量50hl/ha以下)。
所有する畑を、17区画に分けて管理し、区画ごとに最適なタイミングで収穫、醸造を行います。
味わいに複雑さ、コク、柔らかさをプラスするため、発酵タンクにはステンレスタンクの他に、ジャック・プリウールの1年落ちの樽を使用しています(全体の20〜40%)。
そして、瓶詰めしたワインは、醸造所地下にある気温約5度に保たれた自然の所蔵カーブで3〜4年の時間を費やし、瓶内二次発酵が行われます。低温で長時間熟成させることで、キメの細かい泡が生まれます。出来上がったシャンパンは、凝縮感、複雑さに加え、クリーンさ、繊細さ、ミネラル感といった緻密な構成を持ち、卓越したバランスを保っています。
グラン・クリュ、ヴェルズネイにブルゴーニュ生産者のフィロソフィーが加わり、新しいシャンパンがスタートしました。これから注目の生産者です!
クリスチャン・ブザンを紹介する美しい映像をお楽しみください。
(Youtube側で音声が出ないようになっていますが、念のためお気を付けください。)
創業約200年
豊富な醸造経験を誇るラブリュエール家
シャンパーニュ・クリスチャン・ブザンでは、4代続いたブザン家に代わり、2012年からボージョレを本拠地とするラブリュエール家がすべての経営を行っています。
ラブリュエール家は、ボージョレの自身のドメーヌの他に、ブルゴーニュの名門ジャック・プリウール、ボルドーのシャトー・ルジェも所有。
現当主のエドワール・ラブリュエールは、ブルゴーニュやボルドーで培った経験を生かし、ヴェルズネイのテロワールを表現するワンランク上のオート・クチュールのシャンパンを目指しています。
醸造責任者は、ジャック・プリウールのナディーヌ女史が務め、栽培、醸造もチーム・ジャック・プリウールが管理しています。
現当主エドワール・ラブリュエール
大手メゾンが買い占めるほどの銘醸地
グラン・クリュ ヴェルズネイ
ヴェルズネイの畑の多くは丘の北側斜面にあります。そのため日当たりが良いとは言えませんが、土壌には白亜質の石灰が多く、その成分をしっかりと吸い上げた非常に上質なブドウが生産されます。素晴らしい凝縮感とコクを生み出し、また、熟成によってポテンシャルを発揮するブドウが多く産出されます。
ヴェルズネイは優れたピノ・ノワールの産地として知られています。ヴェルズネイのブドウから造られるワインは、果実の凝縮感があるのはもちろんのこと、透明感やミネラル、伸びやかな酸味があり、バランスが良くエレガントなのが特徴です。ヴェルズネイと並び、ピノ・ノワールの銘醸地としてアイが知られていますが、アイのピノ・ノワールは、丸くふくらみのある果実味がその特徴とされています。
ヴェルズネイは優良なブドウが出来る銘醸地であるがゆえ、小規模生産者が少ないことでも知られています。大手メゾンが全体の3分の2の畑を所有しており、残った3分の1の所有者も、自身でワインを造らず、大手に販売している生産者が多いといわれています。実際、ブザン家自身もかつては50%を大手メゾンに販売していました。ヴェルズネイは大手メゾンが買い占めるほど、素晴らしいグラン・クリュなのです。
クリスチャン・ブザンの商品
総所有畑面積 :5.5ha
畑の場所 :ヴェルズネイ、ヴェルジィ、リュードマルヌ、コニジ、セザンヌ
土壌 :粘土石灰質
栽培品種 :ピノノワール、シャルドネ
生産業態 :RM(レコルタン・マニピュラン)
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