セイズファーム　メルロー　2019　750ml

和食にも合わせやすい優しい味わい

商品概要

植栽密度は1ha当たり3000本（植間1.5m、列間2.5m）と高密度な植栽はせずに、ダブルギュイヨ仕立てを実施しています。2019年の栽培の特徴として、2018年に受けた8月の水分ストレスで樹が弱っている状態であったため、樹の回復を優先させ収穫量も抑え、健全な生育へと回復を優先させた。9月のヴェレゾン期間での降雨が多くなり、病気の発生が目立つようになり、健全な果実の収穫を優先させるため、収穫を例年より早めた。8月の日照が多かったことで葡萄の成熟が進んでおり、心配していたよりも葡萄の熟度は高まっていた。

ブドウは徹底して選果を行い健全な果実を収穫。発酵前処理として、全除梗、全体の30%を無破砕にてステンレスタンクに移動。（この際、ブドウが潰れ過ぎないようにポンプは使用せず。）発酵前に冷却を行いつつ、果皮の要素を引き出しながら細胞発酵を進めている。アルコール発酵が始まれば、ピジャージュを1日に1回～2回行い、種から生まれるタンニンが多く抽出されないように発酵管理を行っています。アルコール発酵は14日間。果帽が沈み始めたタイミングで圧搾を実施。圧搾したワインは、225ℓの小樽に移し、シュール・リーの状態でボトリング前まで管理。ワインにまとまりが生まれてくるのに時間を要し、樽熟成期間は21ヵ月。無濾過でボトリング。

香り、味わい

香りの印象は、熟したプラム、スパイス、森林の清涼感。空気に触れ、時間とともに黒系果実の風味が顔をだします。
軽やかなテクスチャーの中に熟した果実味が溶け込み、バランスの良い酸味が調和。きれいで優しく柔らかな口当たりのワインです。

合わせたい料理

根菜と牛肉の煮物、合鴨のパストラミ、ホタルイカ、牡蠣と筍の炊き込みご飯など。

セイズファームについて

能登半島の付け根あたりに位置する、富山湾と立山連峰を望む氷見市の丘の上に佇むワイナリー。富山湾はブリや白エビ、ホタルイカを始めとする500種以上の海の生き物たちが棲む海の幸の宝庫です。

人の夢、大地の恵み、美しい海と山、風土と共生する暮らしをつなげていきたい。氷見の里山の小さな丘の上で、ひとりの男のSAY－ひとこと－から始まった世界にひとつだけの、かけがえのないFARM。SAYS FARMは次の世代に残したい大切なものを、この氷見市で見つめ、育み、伝えつづけていきます。

「氷見市のこの土地が生み出す、この土地らしい、この土地でしか出来ないワイン造り。」このごくシンプルな理念のもと、”北陸が生む美しいワイン造り”を目指しています。
2008年の春、耕作放棄地を開拓し畑を作り、1本の葡萄の苗を植えました。それから数年を経て、現在約10,000本の欧州種系のワイン用葡萄を栽培。開拓当初から、除草剤を使用しないことや、必要最低限の農薬となるよう、循環しながら自然と人が共生できる農園を目指し、ドメーヌとして100%自社原料のみの葡萄でワインを生産しています。

商品スペック