甲斐ワイナリー

江戸より続く歴史と、三代にわたる挑戦

山梨県甲州市、JR塩山駅から南へ徒歩12分ほどの位置に甲斐ワイナリーはあります。
甲府盆地の東部に位置する当ワイナリーは、江戸時代から続く日本酒醸造の歴史を持つ風間家によって営まれています。

1961年、二代目・風間敬一の代に日本酒醸造からワイン造りへと踏み出し、1986年に「甲斐ワイナリー株式会社」を設立。現在は、ワイン醸造の三代目にあたる風間聡一郎が栽培・醸造責任者を務め、真摯なワイン造りを継承しています。

恵まれたテロワールでブドウの個性を活かす丁寧な栽培

ワイナリー周辺の標高350m〜650mに点在する自社圃場は、合計2ヘクタール(10区画)。
甲州市は年間降水量が約1,100mmと少なく(全国平均:約1,600〜1,700mm)、年間日照時間は全国トップクラスの約2,200時間。夏暑く冬寒い盆地特有の気候と大きな昼夜の寒暖差、そして豊富な積算温度が、力強く熟したブドウを育て上げます。また、シルト層を主体に石が混ざり合う土壌は水はけが良く、ブドウが健やかに根を伸ばすための理想的な環境です。

栽培品種は、日本固有の「甲州」をはじめ、「メルロー」「バルベーラ」などの欧州系品種が主体です。品種の特性に応じ、欧州系には一文字短梢や垣根仕立てを、甲州には日光を効率よく浴びせるX字や一文字短梢の棚仕立てを採用しています。病害対策としての農薬使用は「予防」に徹底し、自然の恵みを最大限に引き出す健全なブドウ栽培に努めています。

クリーンで美しいワイン造り

目指すスタイルは、白ワインは飲み飽きしない透明感、赤ワインは柔らかく滑らかな口当たりを持つ、クリーンで美しいワインです。そのために最も大切にしているのが徹底した「選果」で、雑味の原因となるものを徹底的に取り除きます。また、仕込み期間中も作業時間の多くを清掃と衛生管理に費やし、醸造所内を常に清潔に保っています。

発酵においては、基本的に培養酵母を使用しますが、pHや酸度、ブドウの状態に応じて一部で天然酵母を使用する場合もあります。亜硫酸は状況を見極めて適時使用。発酵中も常に数値分析を行うことでリスクを低減し、無理な醸造はせず、酵母菌が健全に働きやすい環境を整えています。

品質と価格のバランスを常に追求し、特別な日だけでなく「普段の食卓で寄り添えるワイン」であり続けることを大切にしています。

甲斐ワイナリー

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