フランスでNo.1のロゼワイン産地 プロヴァンスロゼで巡る旅

フランス最古のワイン産地でありヴァカンスの地、プロヴァンス。

地中海とアルプスに囲まれ、風光明媚な観光地として多くの人に愛されるプロヴァンス地方。フランス最古のワイン産地として知られ、2600年前に初めてブドウの木が持ち込まれたと言われています。
それ以来、ワイン造りの伝統は大きく発展し、現在ではブドウの木が200kmにわたって広がっています。

地中海性気候

1年間の日照時間は平均、2,700〜2,900時間、日照日数にして約250日にものぼります。
典型的な地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、晩秋から冬にかけて降雨があります。晩秋はミストラルと呼ばれる強く冷たい風がローヌ川を下って吹きおろし、ベール湖付近で東に向きを変え山々に吹き抜けていくため、夏の暑さが和らげられます。乾燥した気候のおかげでカビ病も少なく、有機栽培に適しており、プロヴァンス地方の有機認証済みの畑は全体の24%に達しています。

地元でよく食べられる料理

プロヴァンスは天候に恵まれおり、豊富な種類の野菜を収穫することができます。特にトマト、ニンニク、オリーブオイルはプロヴァンス料理の定番。さらには地中海の魚介類も加わり、この地方は食の宝庫としても有名です。色鮮やかな料理の数々とお気に入りのロゼワインを是非合わせてみてはいかがでしょう。

  • サラダニソワーズ(トマト、アンチョビのフィレ、固ゆで玉子、黒オリーブなどを使用したニース風のサラダ)
  • ブイヤベース
  • ラタトゥイユ
  • ジゴ・ダニョー・アン・クルット(仔羊のもも肉のパイ包み)
  • バノン(栗の葉で包み熟成した山羊のチーズ)

淡い色合いが美しい、アロマ豊富なロゼワイン

プロヴァンス地方はニースやカンヌなどの有数のリゾート地を有し、これらの街で消費されるロゼワインで知られています。ワイン生産量の91%がロゼという一大ロゼ産地(フランス国内全体のAOCロゼワインの生産比率としては42%)として名高く、淡い色合いが美しい、アロマ豊富な辛口のロゼワインが古来より親しまれてきています。
それは、常に最高品質で個性豊かなロゼを作ることに専念するワイン生産者たちとともに、歴史の中で培われた真のノウハウによるものです。

プロヴァンスのロゼワインには「共に生きる喜び」「自由」と地方に根差した価値観があふれています。さあ、ロゼワインとともにプロヴァンスの旅へでかけませんか?

おススメロゼワイン

ロゼ・デュ・デフォン 2021 デフォン

アペリティフや夏の食事にぴったりのバランスの取れたロゼワインで、テロワールからもたらされる特徴を表すグルナッシュと、柔らかみとフルーティーさを加えるサンソーを主体に造られます。飲みやすく、自然のままのブドウの風味が活きています。

ミラヴァル・ロゼ 2021 シャトー・ミラヴァル

「ミラヴァル・ロゼ」はハリウッドスターのブラッド・ピットが所有しており、ファミーユ・ぺランが手掛けている。コルナスの近くに位置するシャトー・ミラヴァルは、500ヘクタールを越える土地に、ブドウとオリーヴが栽培されている。美しい形のボトルと溌溂とした美しい酸とミネラルが魅力。

バイ・オット・ロゼ 2021 オット

最も古い歴史を持つファミリーの一つとしても知られる、フランスでもトップクラスのロゼワインの造り手、ドメーヌ・オット。桃、アプリコットにパッションフルーツ、マンゴーなどのトロピカルフルーツのアロマが溢れます。

コトー・デクス・アン・プロヴァンス ロゼ 2020 エクス

プロヴァンスの中でも特に注目を集めるテロワールの一つから誕生し、ロゼワインの特徴が純粋に表現されたワイン。
気品とボリュームが感じられ、食事を通して味わいが楽しめるロゼワイン。

参考文献:日本ソムリエ協会教本(2022)、プロヴァンスワイン委員会リーフレット

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