丸藤葡萄酒

「世界に誇る日本のワイン」造りを目指して

丸藤葡萄酒は1890年、創業者である大村治作が、自宅の庭に小さな葡萄酒醸造場を造ったところから始まりました。
日本では甘口のワインが主流だった時代から、世界の潮流に合わせ、ずっと「辛口」にこだわり続け、栽培、醸造に試行錯誤を重ねながら「世界に誇る日本のワイン」造りを目指しています。

登録有形文化財、日本遺産構成文化財、また世界農業遺産として

令和元年、丸藤葡萄酒の旧醸造棟と白ワイン醗酵用のコンクリート貯蔵タンクが登録有形文化財の指定を国から受けました。
また、令和2年度には、甲州市が「日本ワイン140年史 ~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」として日本遺産に認定され、この構成文化財(伝統あるワイナリー)として、くらむぼんワイン、原茂ワイン、勝沼醸造と並び、丸藤葡萄酒が認定されました。

さらに令和4年、国連食糧農業機関(FAO)による現地調査を経て、「峡東地域の果樹農業システム」が世界農業遺産に認定されました。
丸藤葡萄酒では、伝統的な農業システムを次世代に継承していくため、今後も世界農業遺産の保全と活用に重点的に取り組んでゆきます。

ワインを通して自分たちを表現する

ブドウは品種や畑に応じて、棚栽培または垣根栽培を選択し採用しています。
甲州はグラスライニングタンクでシュール・リー製法、一部樽醗酵樽貯蔵も行っています。シュール・リーに関しては1988年から、中小規模のワイナリーでは先駆けて採用をしています。
一部プレミアムレンジのワインは「スケールアップ法」と呼ばれる方法を採用し、野生酵母にて発酵させています。

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