酔鯨酒造

酔鯨の所有する2つの蔵「長浜蔵」「土佐蔵」

創業は1872年(明治5年)。高知市長浜にて酔鯨酒造の前身となる石野酒造が酒造業を創業。 1969年から「酔鯨酒造」として、酒造りを営んできました。

創業から酒造りを行う「長浜蔵」は、高知市長浜にあります。
古き良き日本家屋の仕込蔵で、「特別純米酒」や「純米吟醸 吟麗」を中心とした酔鯨のレギュラー商品を製造しています。
中でも「純米吟醸 吟麗」は、長浜蔵の自信作です。

一方「土佐蔵」は2018年、土佐市甲原地区に最新醸造設備を導入し建てられた酒蔵です。
長浜蔵で培った酔鯨の酒造りの伝統技術を受け継ぎながら最新設備を駆使し、酔鯨の最高級ラインナップである「HIGH END COLLECTION」をはじめとした、純米大吟醸酒を中心に製造しています。
食の安全という観点からISO22000を取得し、原料米の精米から醸造、瓶詰後の冷蔵保管まで一気通貫して徹底的な品質管理を行っています。「今よりもっと旨い酔鯨を造るために」日々挑戦を続ける酒造り。それが土佐蔵の役割です。

⾷中酒として、より多くの⾷卓で愛される⼀本を⽬指して

酔鯨の特徴は、穏やかな香りとすっきりとした後味の絶妙なバランスを捉えた芳醇辛口。
酔鯨の酒造りのルーツは、灘や伏見で学んだ広島の安芸津杜氏にあります。ミネラル豊富な硬水で仕込む灘の酒が、広島の軟水仕込みで甘口の酒として進化。
高知という決して酒造りには恵まれていない温暖で多雨多湿な環境の中、志高い杜氏たちの熱意によって、南国土佐でしか生まれない、芳醇辛口な酒が誕生したのです。

高知県は海、山、川に囲まれ、新鮮で美味しい料理がたくさんあり、昔からお酒もお料理と合わせて楽しむことが基本でした。酔鯨では、食中酒としての日本酒をさらに追及し、「香りおだやか」で「キレがあり」ながら「旨味をしっかり出す」酒造りを磨いています。
食中酒として、お客様の日常の食卓にも、特別な日の食卓にも寄り添いながら、幸せな瞬間を創りだすことを目指しています。

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