泉橋酒造

農業から醸造まで行う「栽培醸造蔵」

創業は、江戸時代の安政4年(1857年)。県内有数の穀倉地帯である海老名耕地に蔵を構えました。
蔵の北側に、用水路の役目を果たしていた「泉川」が流れていたことと、屋号である「橋場」を合わせ、1927年に「泉橋」酒造となりました。

「いづみ橋」のシンボルマークになっている赤とんぼは、泉橋酒造の田んぼを飛び交う姿をイメージしており、酒米栽培における無農薬・減農薬栽培の約束として使用しています。

泉橋酒造は、全国でも珍しい「栽培醸造蔵」(農業から醸造まで行う酒蔵)です。
「酒造りは米作りから」という信念のもと、本格的な酒米作りを開始したのは1996年。
2年目には地元の生産者とともに「さがみ酒米研究会」を発足させ、使用する酒米の90%をまかなっています。
2006年からは、醸造用アルコールを使わず、全量純米酒を醸造しています。

伝統を大切にする、手造りへのこだわり

泉橋酒造では、田んぼや生産者ごとの特性に合わせ、すべての酒米を自社精米しています。
麹造りには、「麹蓋」と呼ばれる伝統的な道具を使用。一般的な方法と比べて非常に手間が掛かりますが、品質を管理しやすく、酒米の特性に合わせて少量ずつ、丁寧に麹を仕上げることができます。

モロミを絞り、お酒と酒粕に分ける工程においては、すべて「槽しぼり」を採用しています。手間はかかるが理想的な方法であること、あらばしり、中取り、責め、と明確に分けられること、そして、洗浄が容易で衛生的であることなどが理由です。
泉橋酒造の通常の製品に「責め」は含まれておらず、純米大吟醸酒は「中取り」だけを使用しています。

また、泉橋酒造では、生産量の50%を「生もと造り」で仕込んでいます。天然の乳酸菌を利用した昔ながらの造り方で、奥行きのある味わいに仕上がるのが特徴です。

いづみ橋 / 泉橋酒造

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