金の井酒造

名水、小僧山水を使用

1915年、初代・三浦順吉氏がに綿屋酒造店として創業。当初は、「金の井」をフラッグシップ銘柄としていました。1989年から現在の代表である四代目の三浦幹典氏が造りに入り、1996年に「綿屋」の銘柄の全国展開を開始しました。

1998年、下水整備の影響により蔵の井戸が枯渇し、仕込み水が使えなくなるという困難に見舞われたことがありましたが、それが幸いし、新たに『小僧山水』を使用できることになります。
『小僧山水』は蔵からほど近い深山から昏々と湧き出ている銘水で、酒の仕込みが本格化する極寒の頃には、みそぎの神事が行われる霊験あらたかな水脈です。

金の井酒造は当初から『小僧山水』に着目し、汲み取り、仕込みの要所で活用してきました。それがこの時期を境に、洗米を含むすべての工程において、小僧山水をふんだんに使えるようになりました。
これが、新たな『綿屋』の命となりました。

蔵のある栗原周辺は寒く、発酵が止まるほどの気温になることもありますが、小僧山水は中軟水であり、軟水と比べると水に含まれるミネラルの量が多く、比較的旺盛に発酵を進めることができます。これが綿屋の特徴の肝となっています。

料理と寄り添い、お互いを引き立てる『食仲酒』を目指して

原料は、「綿屋」のための米を追及。まずは阿波山田錦を柱とし、その他にも岡山産雄町、広島産八反や長野産美山錦といった最高の米を各地の契約農家から仕入れます。
また、米どころである地元の優れた農家からも、山田錦、蔵の華、トヨシニキ、ひとめぼれなどを仕入れ、積極的に醸しています。

造りに関しては、扱いの難しい吟醸用麹菌を採用し、昔ながらの重労働をいとわず、万全の管理で使いこなします。

近年では、綿屋酵母分離の成功、亀の尾の有機栽培開始、低温冷蔵庫で1000日間熟成させた千日酒の開発、自動分析機や冷蔵庫の新築など、品質向上に余念がありません。

綿屋 / 金の井酒造

並び替え:
価格の低い順
価格の高い順
おすすめ順
新着順

(全22件)22件表示

  • 1