ドメーヌ・アルベール・ボクスレ

アルザス三ツ星生産者が手掛ける芳醇なワイン

アルベール・ボクスレは、伝統的なスタイルでワインを造る家族経営の小さなドメーヌ。1946年、当時の当主アルベールが初めてボクスレの名でワインを生産。その後、息子ジャン・マルクが数十年にわたり伝統を受け継ぎ、1996年に現当主ジャンが継承しました。
ワインのラベルは、アルベールのいとこが初ヴィンテージにデザインしたクラシックなデザインが現在でも使用されています。

ヴァインバックやマルセル・ダイス、ツィント・ウンブレヒトに続く生産者として、アルザスで今もっとも注目を集め、人気急上昇中のアルベール・ボクスレ。
フランスの著名なワインガイドブック“Les Meilleurs Vins de France 2011”から連続して3つ星を獲得している、実力派の生産者です。

ドメーヌのあるニーデルモルシュヴィル村は、コルマールから北西に10キロ程離れた、標高約300メートルの小さな村。この村の北側にはグランクリュ・ソンメルベルグ(「夏の山」を意味する)が広がっています。ドメーヌからも眺められる南向きの急斜面畑で、一番高いところは標高約400メートルにも達します。
ボクスレは、傾斜が約40度もある最上部の畑の他、いくつかの区画を所有し、リースリング、ピノ・グリ、ピノ・ノワールを品種ごとに植えています。土壌には大きな花崗岩の塊が多く存在し、標高が高く、急斜面、そして花崗岩が多いソンメルベルグの畑からは、豊かなミネラル感と酸味が特徴のワインが産出されます。

また、隣村のトゥルクハイムには、ボクスレが所有するもうひとつのグランクリュ・ブラントがあります。
日当たりの良い穏やかな丘陵畑で、「龍が下りて焼いた場所」という言い伝えがあるほどブドウが熟す、暖かい場所として知られています。
ソンメルベルグと異なり、ブラントは大きな花崗岩は見られず、砂礫の花崗岩質土壌。リースリング、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカの他、ピノ・ブラン、シルヴァネールなども植えられ、良く熟したブドウから、リッチな味わいのワインが産出されます。

野生酵母による自然発酵を行い、ピュアでエレガントな味わいが特徴

栽培は常に自然な農法を心がけており、畑は除草せず雑草を伸ばしたまま、ブドウの樹には化学剤は使用せず、病気に対しては最小限の薬剤を使用。収量を抑えて栽培したブドウは自然に果実が熟し、収穫は酸度の値を判断して区画ごとに行います。

醸造に使用するタンクは、収穫量に応じてフードル(大樽)とステンレスタンクの両方を使用。野生酵母による自然発酵を行い、シュールリーの状態で熟成します。この地方では一般的に、瓶詰めは収穫の翌年春に行われますが、ボクスレではボディと複雑さを出すため、瓶詰めは翌年の8月以降に行います。
伝統的な方法で造られる至高の白ワインは、驚くほどにピュアでエレガントです。

アルベール・ボクスレ

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