カヴァ・ナヴェラン

11世紀まで遡る歴史あるカヴァ生産者

ナヴェランはスペインのカタルーニャ地方、バルセロナの南ペネデスにある、19世紀から続く家族経営の生産者。カヴァの他に、高品質なスティルワインも生産しています。

ワイナリーの歴史は11世紀まで遡り、シンボルとも言えるローマ様式のチャペルが残っています。19世紀中頃に当時の貴族であったパブロ・パレヤーダ・デ・ナヴェランがワイナリーの基盤を作りました。

現在、110ヘクタールの敷地には大きな邸宅の他、セラーや熟成用の地下蔵、倉庫があります。セラーには、ステンレスタンクとリムーザン産フレンチオークが500樽あり、合計100万リットル貯蔵できます。カヴァと他のスティルワインを合わせ、年間50万本を生産しています。

多くの受賞歴を持ち、ロバート・パーカーも称賛

殺虫剤や除草剤を使わず、有機肥料を与えるエコロジカルな生産者で、受け継がれてきたワイン造りの伝統に則り、職人達がブドウを丁寧に育てています。
所有する畑は、一日を通して日当たりの良いなだらかな傾斜と自然な凹凸があり、ブドウ造りに適した地形。
冬は穏やかで夏は乾燥して暑い地中海性気候。土壌は表土が石灰岩で、心土は砂と粘土です。

一般的にカヴァの生産は18世紀中頃に始まったと言われ、その生産量の95パーセントはカタルーニャ地方産、その中でもナヴェラン社が位置するぺネデスが最も有名な地域です。
伝統と革新をバランスよく融合したナヴェランのワインには多くの賞が与えられおり、ロバート・パーカー氏も「ペルル・ロゼ」は2010年の ロゼ・カヴァでは一番と称賛しました。

ブドウ品種の特徴

  • マカベオ:バランスのとれた酸味と新鮮さをもたらすスペイン品種
  • チャレッロ:糖分に富み、カヴァ造りに重要な品種
  • パレリャーダ:芳香とフレッシュ感を持つカタルニア地方を代表する品種

(全7件)7件表示

  • 1