ジュランソン・モワルー 2017 ドメーヌ・クロ・ウルラ
原語表記 | Jurançon Sec Cuvée Marie Domaine Clos Uroulat |
---|---|
生産者 | ドメーヌ クロ・ウルラ |
原産地呼称 | AOCジュランソン(フランス/南西地方) |
品種 | プティ・マンサン100% |
タイプ | 白 [甘口] |
容量 | 750ml |
土壌 | 粘土ケイ質土壌 |
栽培・醸造 | 南、南西向きの畑。 伝統的な自然栽培(化学肥料、農薬不使用) 手摘みで収穫。ステンレスタンクで天然酵母による 自然発酵。約1か月後、小樽に移し10か月間 発酵及び熟成。新樽使用率は10%。 マロラティック発酵は行わない。 |
味わい | トロピカルフルーツの華やかな香りに杏ジャムや オレンジマーマレードの甘酸っぱい風味。 ジュランソンの独特な気候を利用し、木で 自然乾燥させ糖度の高まったブドウを遅積みして 造られる、爽やかさと凝縮感が調和した甘口ワイン。 |
料理 | フォワグラ、レバーペースト、 桃やアプリコットのタルト、ブルーチーズなど。 |
商品画像のヴィンテージは異なる場合がございます。
【エレヴァージュサード 吉田岳史氏のテイスティングコメント】
いいですよね・・・この甘口。単純に甘口と言っても、「ベタ甘い」わけでは
ありません。綺麗な酸と、土壌の青白いミネラルの美しさがあるので、極めて
上品な味わいなのです。余韻はサラっとしているのですが、存在感があって、強
い料理(デザート)と合わせても負けません。
これはもう、フォアグラと、無花果のジャム、ロックフォール(ブルーチーズ)
を合わせたいです。甘いだけではなく、複雑で、緻密な要素があるので、余韻の
拡がりが尋常ではなく、精神的に、極めて深い満足感をもたらすでしょう。ピス
タチオのムースや、ジェラードも良いですね。「青白い要素」がミソで、絵画と
一緒で、色を合わせていくと、味わいの調和が取れやすいです。