ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2015 =コレマットーニ=
原語表記 | Brunello di Montalcino Collemattoni |
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生産者 | コレマットーニ |
原産地呼称 | ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ (イタリア/トスカーナ地方) |
品種 | サンジョベーゼ(=ブルネッロ) |
タイプ | 赤・辛口[フルボディ] |
容量 | 750ml |
土壌 | 泥灰岩や化石の混ざった砂・粘土質 |
栽培・醸造 | 土壌は泥灰岩や化石の混ざった砂質粘土。 標高350m、南向きの畑。 有機栽培、手摘みで収穫。 ステンレスタンクを使用し28℃で発酵。 25ヘクトリットルのスロベニア産樫樽で30ヵ月間熟成。 新樽率30%、瓶熟成4ヵ月。 |
味わい | 熟した赤や黒のベリー系果実、ブラックチェリー、 スパイスの風味に上品な樽香がとけ込んでいる。 しっかりとした酸にこなれたタンニンが調和、 心地の良いエレガントな余韻が長く続く。 |
料理 | 牛筋の和風煮込み、鰻の蒲焼、子羊のワイン煮込みなど。 |
商品画像のヴィンテージは異なる場合がございます。
【エレヴァージュ・サード 吉田岳史氏のテイスティングコメント】
いやー、いいワインです・・・本当に。香りを嗅いだ瞬間、“ムートン”
や“ペトリュス”のような高級ワインの要素を漂わせていて、古典的なトスカ
ーナワインの「カステロ ディ アーマー」のような土の香りがふんだんに
感じられます。香りだけで判断すると、厳めしい、飲みづらいのではと思っ
てしまいますが、実際に口に含むと、なんという柔らかい触感・・・。嫌な
ひっかかりというものがなく、自然に喉の奥まで滑りこんできます。とても
素直な果実味で、非常に好感が持てます。やはり、ブルネッロ ディ モン
タルチーノらしい「品格」があります。
さて、このワインには、骨付き牛肉を炙って、骨と肉の間の旨みと一緒
に十分味わいたいです。フレッシュな牛肉よりも、少し熟成させた「アミ
ノ酸」を感じる肉の方が、このワインの深みとつり合いが取れます。鶏の
レバーや、アンコウの肝などとも、とても良く合うでしょう。内臓の生臭
さを打ち消すどころか、本来のタンパク質の重厚な「旨み」を、思う存分
引き出してくれるでしょう。食材とがっぷり四つ組んで、それらの良さを
発揮してくれる、まさに「横綱級」のワインです。
いやー、いいワインです・・・本当に。香りを嗅いだ瞬間、“ムートン”
や“ペトリュス”のような高級ワインの要素を漂わせていて、古典的なトスカ
ーナワインの「カステロ ディ アーマー」のような土の香りがふんだんに
感じられます。香りだけで判断すると、厳めしい、飲みづらいのではと思っ
てしまいますが、実際に口に含むと、なんという柔らかい触感・・・。嫌な
ひっかかりというものがなく、自然に喉の奥まで滑りこんできます。とても
素直な果実味で、非常に好感が持てます。やはり、ブルネッロ ディ モン
タルチーノらしい「品格」があります。
さて、このワインには、骨付き牛肉を炙って、骨と肉の間の旨みと一緒
に十分味わいたいです。フレッシュな牛肉よりも、少し熟成させた「アミ
ノ酸」を感じる肉の方が、このワインの深みとつり合いが取れます。鶏の
レバーや、アンコウの肝などとも、とても良く合うでしょう。内臓の生臭
さを打ち消すどころか、本来のタンパク質の重厚な「旨み」を、思う存分
引き出してくれるでしょう。食材とがっぷり四つ組んで、それらの良さを
発揮してくれる、まさに「横綱級」のワインです。