コスタ・ネッラ クロ・カナレリ 750ml
コルシカの土着品種”カッカジョルネル”から造られるワイン
栽培・醸造
100%除梗し、ステンレスタンクで天然酵母による自然発酵、500Lの樽で18ヵ月間熟成。無清澄、無濾過。(2016年産)
使用している「カッカジョルネル」というコルシカの土着品種がAOCコルス・フィガリに認定されていないため、原産地呼称としてはヴァン・ド・ターブル表記になっている。
香り、味わい
カシス、ミュール、ブルーベリー、ブラックベリーなど、熟れた黒系果実が凝縮した風味に、仄かなスパイス香と塩味が味わいを引き締めている。エレガントさと野性味の調和が表現された秀逸で希少なワイン。
合わせたい料理
牛筋の和風煮込みや鰻の蒲焼、金目の煮付けなど、醤油と味醂で調味した和食にも好相性。
ドメーヌ・クロ・カナレリについて
クロ・カナレリは、紀元前5世紀からブドウ栽培が行われる歴史ある生産地、フィガリの生産者。現当主イヴ・カナレリは、1992年に父親からわずか10haのブドウ畑を引き継いだ。当初、父親と同様に協同組合へブドウを売却していたが、1997年より自社ラベルで元詰を開始。
フィガリは、フランス最南端のAOCではあるが、体感温度はカルヴィやパトリモニオよりも低く、特に朝晩の気温の下がり方は、他の地域と比べても大きい。この気候がカナレリのワインの洗練されたスタイルを作り上げる大きな要素の一つとなっている。
初め10haだった畑は年々増えていき、現在はフィガリに33ha、ボニファシオに5ha、サルテーヌに0.5haの計38.5haを所有。コルシカのレジェンド、アントワーヌ・アレナの影響を受け2002 年から有機栽培に転換、2006 年からはビオディナミを実践している。 また、アレナで飲んだコルシカ土着品種のビアンコ ・ ジャンティーユに感激し土着品種の栽培を積極的に行うようになった。
理想のスタイルは、樽に支配されないピュアでナチュラルなワイン。好奇心旺盛な性格と探究心の強さから、常に最高のワインを求め続けている。醸造所内にはラボが併設され、ワインを数値化して管理する。醸造学を専門に勉強をしていないこともあり、固定観念にとらわれず、自由な発想でワイン造りを行っている。卵型のコンクリートタンクの導入や、コルシカでは初めてのアンフォラを用いるワイン醸造も開始した。土地やブドウのポテンシャルを大切にしたビオディナミでの葡萄栽培と緻密に計算されたワイン造りが行われており、コルシカワインの中でも独自のスタイルを確立している。
商品スペック
原語表記 | Costa Nera Domaine Clos Canarelli |
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生産者 | ドメーヌ・クロ・カナレリ |
原産地 | フランス/コルス |
原産地呼称 | ヴァン・ド・ターブル |
品種 | カッカジョルネル(パッラレータ) |
タイプ | 赤/フルボディ |
容量 | 750ml |
土壌 | 花崗岩質土壌 |