ドメーヌ・カプマルタン

本格的なビオに取り組み始めたシュッド・ウエストの優良生産者

当主のギー・カプマルタンは、1986年に叔父からドメーヌと畑を引き継ぎました。
2011年にカリフォルニアやボルドーで栽培・醸造を学んだ息子シモーヌがドメーヌに戻り、現在は親子でワイン造りを行っています。

ドメーヌでは以前より化学的な農薬を使用しない伝統的なブドウ栽培を行っており、2013年ヴィンテージからはすべてのワインで有機認証を取得しています。
ワインにおいても、濃厚でタンニン豊かな長期熟成が必要なワインから、果実味豊かで柔らかなワインへと、味わいのスタイルも変化しています。

力強くもエレガントなマディラン

この地方の地ブドウであるタナ種は、タンニンの語源にもなったと言われるほど豊富なタンニンが特徴。
通常、この地方の赤ワインの醸し中には、ボルドーで一般的に採用されているルモンタージュを行いますが、カプマルタンは、ブルゴーニュで採用されているピジャージュを行っています。
このピジャージュを行うことで、ソフトなタンニンの抽出が可能となり、柔らかなワインが産まれます。マディランでこの方法を採用したのは、カプマルタンが最初と言われています。
目指すワインは、テロワールやブドウ品種の特徴を表現し、尚且つナチュラルで柔らかなワインです。

カプマルタン

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