ドメーヌ・ラゴ

コート・ド・ニュイに引けを取らないジヴリの造り手

ラゴ家は18世紀より代々ワイン業に携わり、1984年にドメーヌ・ラゴを設立。現当主ニコラ・ラゴは8代目で、ボルドーや南アフリカで学んだ後、2008年に父親からドメーヌを引き継ぎました。

ラゴ家の畑は、総所有面積の3分の2がAOCジヴリに、3分の1がプルミエクリュに属しています。プルミエクリュの畑、クロ・ジュとラ・グラン・ベルジュは異なるキャラクターを有します。
クロ・ジュは、ジヴリの北部に位置する南斜面の日当たりの良い畑で、鉄分を含んだ赤土の粘土石灰質土壌。凝縮感があり骨格のしっかりとしたワインが生まれます。
一方、ラ・グラン・ベルジュは、南部に位置し、同じ粘土石灰質土壌でも土質は白く、赤い果実を想わせるチャーミングな味わいのワインが生まれます。

いきいきとした果実味と柔らかさが特徴

ブドウの栽培はリュットレゾネ(減農薬農法)。最新の農業機械を導入して耕起や除草などを行いますが、収穫は全て手摘み。醸造所内は室温が管理され、野生酵母による発酵をコントロールしています。
赤ワインの発酵にはコンクリートタンクが使われ、その後樽やフードルで12か月熟成。白ワイン醸造には、発酵・熟成(12か月)共に、フードルと樽が使用されます。

すべてのワインは、いきいきとした果実味と柔らかさがあり、フィネスがあります。「今後は、もっと土壌の違いをワインに表現していきたい」と生産者ニコラは話します。

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